レバノンの人は何を食べている?
レバノンの一日はマヌーシェかフールで始まり、メインは遅めの家族の昼ごはん。夜に出かけるなら、メッゼのテーブルをアラックと一緒に囲みます。



定番料理とカロリー
朝食
朝ごはんはテルウィーカと呼ばれます。通勤途中に、6:00前に開くパン屋で焼きたてのマヌーシェを買う人がたくさんいます。ザアタルとオリーブオイルをのせた平たいパンで約450kcal。家ではそら豆の煮込みフールムダンマス、オリーブオイルをかけたラブネ、チーズ、オリーブ、トマト、きゅうり、ミントが並び、全部平たいパンですくって紅茶と一緒に食べます。
昼食
昼ごはんが一日のメインで、たいてい14:00ごろから。家ではレンズ豆とごはんに揚げ玉ねぎをのせたムジャッダラや、いんげんやオクラの煮込みをごはんにかけたものなど、火を通した料理を作ります。日曜日の昼は家族の長いごはんで、メッゼをひと通り食べたあとに焼き肉が続き、午後いっぱいかかることもあります。
夕食
夕食は軽めで遅く、20:00過ぎが多いです。家では残り物、ラブネ、チーズ、パンなど。外食ならレストランのメッゼのあとに、鶏のシシタウク、コフタ、ラムの串焼き、マシャウィを、にんにくのソースのトゥームとパンで。最後に果物の盛り合わせが出ることもよくあります。
前菜
メッゼはテーブル全員で分け合う小皿料理の数々で、レストランでは30品以上並ぶこともあります。大さじ2杯で約80kcalのフムスの隣に、なすのペーストのムタッバル、パセリたっぷりでブルグルは少しのタブーレ、パリパリのパン入りのファットゥーシュ、ぶどうの葉の詰め物、揚げたキッベ、サンブーセクが並びます。
デザート
クナーファは温かいやわらかいチーズにセモリナの生地とシロップをかけたもので、1皿約450kcal。ベイルートやトリポリでは朝ごはんとしてごまパンにはさんで食べることもあります。バクラヴァ、イースターやイードに作るデーツのクッキー、マアムール、赤ちゃんが生まれたときに作るスパイスの効いたお米のプディング、メグリーも定番です。
飲み物
アニスの蒸留酒アラックはメッゼのお供で、水と氷を入れると白く濁ります。レバノンコーヒーは小さなポットで煮出し、カルダモンを入れることも多く、小さなカップで出てきます。ベカー高原ではワインも作られています。ぶどうの糖蜜にローズウォーターと松の実を入れたジャッラーブは夏の飲み物です。
屋台・ストリートフード
シャワルマはどこにでもあります。鶏肉をにんにくソースのトゥームとピクルスと平たいパンで巻いたものは約600kcal。牛肉ならタヒニソースで。ファラフェルサンドは、パンを除いて4個で約230kcalで、タヒニと野菜と一緒に。パン屋ではザアタル、チーズ、ひき肉のマヌーシェを一日中、1ドル以下で売っていることもよくあります。
その国では普通、よそでは意外
「ホワイトコーヒー」を頼むと、オレンジフラワーウォーターをお湯で割ったものが出てきて、コーヒーはまったく入っていません。食後に飲むものです。キッベナイエは生のラム肉とブルグルで、オリーブオイルとミントで食べます。春には青いアーモンドや酸っぱい青いプラムに塩をつけてつまみ、ほぼ毎食パンがスプーン代わりです。