スロバキアの人は1日に何を食べている?
スロバキアでは温かいメインの食事をお昼にとり、ほぼ必ずスープから始めます。朝と夜はパン、チーズ、ハムやサラミで簡単に済ませ、国民食はブリンゾヴェー・ハルシュキです。



定番料理とカロリー
朝食
朝ごはん、ラニャイキはシンプルです。柔らかい白いロールパンのロジョクやパンに、バター、ハム、チーズ、卵をのせて、紅茶かコーヒーと一緒に。柔らかくて塩気のある羊のチーズ、ブリンザやチーズスプレッドをパンに塗る人も多いです。コーヒーはたいてい濃いブラックです。
昼食
オベトが一日のメインの食事です。平日は、スープとメインがセットになった安い日替わりランチ、デンネー・メヌを頼む人が多く、レストランでは昼前から14:00ごろまで出しています。よくあるメインは、豚肉にクネドリーキかじゃがいも、チキンのシュニッツェル、グヤーシュ、そして揚げたチーズにフライドポテトとタルタルソースを添えたヴィプラジャニー・シル。
夕食
18:00から19:00ごろのヴェチェラは軽く、冷たいもののことが多いです。パンにチーズ、サラミ、バター、パプリカ、トマトなど。お昼の残りや、パラチンキのような手早いものを食べる家庭もあります。クリスマスイブは夕食がごちそうになり、カプスニツァ、鯉のフライ、ポテトサラダが並びます。
前菜
スープ、ポリエフカはほぼ毎回のお昼の前に出てきます。カプスニツァはザワークラウトに燻製肉、ソーセージ、干しきのこを入れたスープで1杯約250kcal、クリスマスのスープでもあります。ツェスナチカはチーズとクルトンの入ったにんにくスープで、くりぬいたパンに入って出てくることも。フランクフルト入りの豆のスープも定番です。
デザート
ジャムやカッテージチーズ、ケシの実を包んだ柔らかい発酵生地のパン、ブフティと、りんごやケシの実、カッテージチーズのシュトルーデル、シュトルードラが定番です。ジャムやチョコレートを添えた薄いパンケーキ、パラチンキもたいていのメニューにあります。スカリツァのトルデルニークは串に巻いて焼くお菓子で、1本約350kcalです。
飲み物
1960年にチェコスロバキアで発売されたハーブ入りのコーラ、コフォラは、多くのパブでサーバーから注がれます。お酒はズラティー・バジャントなどのビールが一般的で、東部ではトカイワイン、西部では赤ワインのフランコフカが造られています。お祝いの始まりには、ねずの実のお酒ボロヴィチカや、すもものブランデー、スリヴォヴィツァを1杯やることがよくあります。
屋台・ストリートフード
ランゴシュは揚げた生地ににんにくをすりこみ、サワークリーム、ケチャップ、すりおろしたチーズをのせたもので約550kcal。市場やプール、フェスで売られています。クリスマスマーケットでは、薄いじゃがいもの平焼きパンにガチョウの脂やケシの実を合わせたロクシェが人気。山のほうでは、オシュチェポクや編み込んだコルバーチクといった燻製チーズが道ばたで売られています。
その国では普通、よそでは意外
甘い料理がお昼になることもあります。ケシの実と砂糖をまぶしたじゃがいものニョッキ、シューランツェや、バニラソースをかけたブフティは、デザートではなくメインとして食べます。山の羊の牧場、サラシュでは、ブリンゾヴェー・ハルシュキに酸っぱい羊の乳清、ジンチツァを飲み物として合わせます。クリスマス前には、鯉を生きたままバスタブで飼う家庭もあります。