ハンガリーの人は1日に何を食べている?
ハンガリーでは軽くて冷たい朝ごはん、正午ごろにスープから始まる温かいお昼、18:00から19:00ごろに少なめで冷たいことも多い夕食をとります。パプリカを使う料理がたくさんあります。



定番料理とカロリー
朝食
朝ごはん、レッゲリは早く、6:30から8:00ごろが多く、ほとんどが冷たいものです。パンやキフリというロールパンにバター、サラミやハム、チーズ、薄切りのピーマン、トマト。卵や、パプリカ入りのカッテージチーズのスプレッド、ケレゾットを食べる人もいます。朝の飲み物はコーヒーで、出勤途中にパン屋で菓子パンを買うのもよくある朝ごはんです。
昼食
エベードは12:00から13:00ごろで、メインの温かい食事です。ほぼ必ずスープから始まり、牛肉とパプリカのスープ、グヤーシュレヴェシュ(1杯約380kcal)か、軽めのコンソメ。続いて、パプリカの煮込みペルケルトにノケドリという小さなすいとんを添えて約700kcal、または目玉焼きやミートボールをのせた野菜のとろみ煮、フーゼレークなどのメインです。
夕食
ヴァチョラは18:00から19:00ごろで、量は少なめ。多くの家庭ではまた冷たいもので、パンにチーズ、サラミ、ピクルス、ピーマン、またはお昼の残りです。ピーマン、トマト、玉ねぎの煮込み、レチョーにソーセージや卵を入れたものは夏の夕食。レストランでは、鶏肉をパプリカとサワークリームのソースで煮たチルケパプリカーシュなど温かい料理が出ます。
前菜
ハンガリーで前菜といえばスープで、種類もたくさんあります。辛いパプリカのきいた魚のスープ、ハラースレーは1杯約300kcalで、クリスマスイブに食べます。夏は冷たいサワーチェリーのクリームスープ、ヒデグ・メッジレヴェシュで食事が始まります。肉の煮込みを包んだパンケーキにパプリカソースをかけたホルトバージ・パラチンタは、レストランの定番の前菜です。
デザート
スポンジにチョコレートクリームを重ねて硬いキャラメルをのせたドボシュ・トルタ(1切れ約420kcal)と、スポンジにチョコレートソース、クルミ、クリームを合わせたショムローイ・ガルシュカが定番のケーキです。りんご、さくらんぼ、ケシの実、トゥーローのシュトルーデル、レーテシュは1切れ約300kcalで、普段のお菓子。パラチンタはジャムやクルミを巻き、クリスマスにはベイグリというロールケーキが出てきます。
飲み物
ワインは国じゅうで飲まれ、甘いトカイから、エゲルの赤まで。夏は決まった割合でワインを炭酸水で割るフレッチにして、ワイン1杯分で約125kcalです。ビールは1940年代から人気が出ました。すもも、あんず、洋なしのフルーツブランデー、パーリンカは手作りのことも多く、食前にショットで飲みます。ウニクムは濃い色のハーブリキュールです。
屋台・ストリートフード
ラーンゴシュは市場やバラトン湖のビーチの食べ物です。揚げた生地ににんにく、サワークリーム、すりおろしたチーズをのせて、1枚約650kcal。煙突ケーキと呼ばれるキュルテーシュカラーチは、串に巻いて焼いて砂糖やシナモン、クルミをまぶしたもので、お祭りで売られ、1本まるごとで約700kcal。パン屋では小さな塩味のスコーン、ポガーチャが、市場の屋台では焼いたコルバースソーセージが売られています。
その国では普通、よそでは意外
ビールのグラスで乾杯しないハンガリー人がたくさんいます。1849年のアラドでの処刑にまつわる習慣です。パスタが甘くてもメインになります。マーコシュ・テーシュタは、すりつぶしたケシの実と砂糖をまぶした麺です。冷たいフルーツスープはメインの前に出てきますし、冷蔵庫に入っているチョコレートがけのカッテージチーズバー、トゥーロー・ルディ(約125kcal)は国民的なおやつです。