カナダ人は1日に何を食べる?
カナダの人は朝食をさっと済ませ、正午ごろに軽めの昼食、18:00ごろの夕食がメインの食事です。ケベックのプーティンや東西の海岸のシーフードなど、地域の料理もあります。



定番料理とカロリー
朝食
平日の朝食は手早く、シリアル、トースト、オートミール、または通勤途中にコーヒーとブレックファストサンド。週末はメープルシロップをかけたパンケーキやフレンチトーストに、卵とベーコン。モントリオールのベーグルはニューヨークのものより小さく、生地が詰まっていて甘めで、薪窯で焼かれます。プレーンで約270kcalです。
昼食
昼食は正午ごろで、たいてい軽め。サンドイッチ、スープ、サラダ、家から持ってきた残り物などです。トロントの定番はピーミールベーコンサンド。塩漬けの豚ロースにコーンミールをまぶし、柔らかいパンに挟みます。モントリオールには、スパイスのきいたブリスケットをマスタードと一緒にたっぷり挟んだスモークミートサンドがあります。
夕食
夕食がメインで、18:00ごろが多めです。家族の夕食は肉か魚にじゃがいもと野菜、パスタ、炒め物など。大都市では移民が持ち込んだ中華や南アジアなどの料理もよく食べます。海沿いなら、ブリティッシュコロンビアではサーモン、沿海州ではロブスターとムール貝です。
前菜
家の食事に前菜が付くことはあまりありません。パブやレストランでは、チキンウィング、ナチョス、スープなどのアペタイザーが先に出てきます。沿海州ではシーフードチャウダーから始めるのが定番で、ケベックでは初期のフランス系入植者から伝わる黄色いえんどう豆のスープで始まることもあります。
デザート
バタータルトは小さなパイ生地のカップにバター、砂糖、シロップ、卵を詰めたもので、1個約330kcal。オンタリオにはバタータルト・トレイルという食べ歩きルートまであります。ブリティッシュコロンビア生まれのナナイモバーは3層で、クッキーくずとココナッツの土台、カスタードのアイシング、いちばん上にチョコレート。ケベックには砂糖のパイ、タルト・オ・シュクルがあります。
飲み物
毎日の飲み物はコーヒーで、カナダで売られるドリップコーヒーのほとんどはティムホートンズのもの。ダブルダブルはクリーム2つと砂糖2つ入りのコーヒーのことです。お酒でいちばん多いのはビール。国民的カクテルのシーザーは、ウォッカとはまぐりエキス入りのトマトジュースで作り、1969年にカルガリーで生まれました。
屋台・ストリートフード
プーティンは1950年代後半にケベックの田舎で生まれました。フライドポテトにキュッキュッと鳴るチーズカードと熱いグレイビーをかけたもので、レギュラーサイズで約750kcal。軽食スタンドからファストフードチェーンまで、どこでも売られています。屋外スケートリンクでは平たく揚げた生地にシナモンシュガーをかけたビーバーテイルズが人気で、トロントでは屋台のホットドッグをストリートミートと呼びます。
その国では普通、よそでは意外
春になるとシュガーシャック(カバン・ア・シュクル)に出かけ、ハム、豆、卵、パンケーキにメープルシロップをたっぷりかけて食べ、熱いシロップを雪の上で巻いてタフィーにします。ケベックは世界のメープルシロップの70パーセント以上を作っています。サンクスギビングは10月の第2月曜日で、アメリカより6週間早いです。