チェコの人は何を食べている?
チェコの朝食はパン中心で軽め、温かい昼食はスープから始まり、肉料理にはクネドリーキとソースが付きます。ふだんの飲み物はビールで、1人あたり年間約152リットルです。



定番料理とカロリー
朝食
朝食はシンプル。ロフリーク(細長い白いロールパン)かライ麦パンにバター、ハム、チーズ、スプレッドをのせ、コーヒーや紅茶と一緒に、たいていは8:00前に家で食べます。週末は卵料理や、パン屋の甘いコラーチが出ることも。バターを塗ったロフリーク2本にハムで約350kcalです。
昼食
11:00から13:00の昼食が、1日のメインの温かい食事です。パブや食堂ではポレドニー・メニューという、数種類から選べる安い日替わりランチがあり、ほぼ必ずスープから始まります。にんにくのチェスネチカやじゃがいものブランボラチカなど。そのあとに肉料理とクネドリーキ、じゃがいも、ごはんのどれか。スープとメインで900kcalには簡単に届きます。
夕食
昼が温かい食事なら、夕食は軽めのことが多く、18:00ごろにパンとチーズ、ハム、ピクルス、または残り物。家族で外食するならスヴィチコヴァーです。根菜のクリームソースをかけた牛肉に、パンのクネドリーキ、クランベリー、ホイップクリームを添えて1皿約650kcal。または豚のローストにクネドリーキとザワークラウトのヴェプショ・クネドロ・ゼロです。
前菜
パブではビールと一緒におつまみが出てきます。酢と玉ねぎに漬けたソーセージのウトペネツ、油とスパイスでマリネした柔らかいチーズのナクラダニー・ヘルメリーン、にんにくをこすりつけた揚げパンにのせる生の牛肉タルタルのタタラーク。パーティーにはハムや卵、ポテトサラダをのせた小さなオープンサンド、フレビーチェクが並び、1個約180kcalです。
デザート
甘いものはほとんどが焼き菓子。けしの実やプラムジャム、甘いカッテージチーズをのせたコラーチ、イースト生地のブフティ、りんごのシュトルーデルなど。プラムやあんずを包んだフルーツのクネドリーキ、オヴォツネー・クネドリーキは、カッテージチーズと砂糖、溶かしバターをかけて、食後ではなくメインとして食べます。コラーチ1個は約250kcalです。
飲み物
ビールは国民的な飲み物。チェコの人は1人あたり年間約152リットルを飲み、30年以上世界一を続けています。ほとんどが1842年にプルゼニで初めて造られたスタイルの淡色ラガーで、0.5リットルで約215kcal。ハーブ系コーラのコフォラ、リキュールのベヘロフカ、モラヴィアのワインもどこにでもあります。
屋台・ストリートフード
屋台の味といえば、マスタードとパンを添えたクロバーサ(焼きソーセージ)、タルタルソースと一緒にパンに挟んだスマジェニー・シール(揚げチーズ)、にんにくのきいたじゃがいものパンケーキ、ブランボラーキ。プラハのトルデルニークは生地を棒に巻いて焼いたもので、おもに観光客向けです。揚げチーズはソースなしで1人前約500kcalです。
その国では普通、よそでは意外
12月24日には鯉のフライとポテトサラダを食べます。家庭によっては、生きた鯉を1〜2日バスタブで泳がせておくことも。甘いプラムのクネドリーキは立派な昼ごはん。ビール0.5リットルがソフトドリンクとほぼ同じ値段のことも多く、平日のランチにビールを1杯飲むのも普通です。