クロアチアの人は何を食べている?
クロアチアの一日はコーヒーと、よくブレクで始まります。温かいメインの食事はお昼で、夕食は軽め。海沿いは魚とオリーブオイルとリゾット、北は煮込み、ロースト、シュトルクリの土地です。



定番料理とカロリー
朝食
朝はまずコーヒーから。パン屋で肉やチーズを包んだパイ生地のブレクを買い、プレーンヨーグルトと一緒に食べる人が多く、肉のブレクだと約700kcalです。内陸ではパンにハムやチーズ、辛いソーセージ。海沿いではパンにパシュテタ、オリーブ、オリーブオイルです。
昼食
ルチャクはメインの温かい食事で、仕事のあと午後に家で食べることがよくあります。その前に、ダルマチアではマレンダ、北ではガブレツと呼ばれる昼前の休憩があり、煮込みや豆、ブルデットなどスプーンで食べる温かい料理を、ソースをぬぐうパンと一緒に食べます。日曜のお昼はスープから始まり、ローストした肉とじゃがいもへと続きます。
夕食
平日のヴェチェラは軽めで、パン、チーズ、ハムやサラミ、お昼の残りなど。夏の海沿いでは夕食が遅く、外で食べるようになり、焼き魚(リバ・ナ・ジャル)と、ふだん草をじゃがいもと一緒にゆでてオリーブオイルをかけたブリトヴァが並びます。お祝いの日には、ラム、仔牛、タコを鉄の蓋で覆って熾火の下でじっくり焼くペカや、牛肉を漬けこんで一日かけて煮込むパシュティツァダが出てきます。
前菜
しっかりした食事は、ダルマチアやイストラの生ハム、プルシュトの盛り合わせから始まります。パグ島の羊のチーズで最長18か月熟成させるパシュキ・シルとオリーブを添えて。海沿いでは塩漬けのアンチョビ、スラヴォニアではパプリカ入りのソーセージ、クーレンの薄切り。内陸の日曜のお昼は、牛肉か鶏肉の透き通ったスープから始まります。
デザート
フリトゥレはラキヤ、レモンの皮、レーズンを入れた小さな揚げドーナツで、砂糖をまぶして100gで約330kcal。どのクリスマスマーケットにもあります。ザグレブにはカッテージチーズとクリームを生地で包んで焼くかゆでるシュトルクリが、ドゥブロヴニクにはクレームキャラメルに近いカスタードのロジャタが、サモボルにはカスタードのケーキ、クレムシュニタがあります。
飲み物
コーヒーは座ってゆっくり飲むもので、カフェのテラスで1時間かけてエスプレッソやミルクコーヒーを飲みます。お客さんにはラキヤが出されます。シュリヴォヴィツァやトラヴァリツァのような果物やハーブのブランデーです。ワインは水で割ることが多く、ダルマチアでは水で割るベヴァンダ、北では白ワインを炭酸水で割るゲミシュト。ビールはオジュイスコとカルロヴァチコが定番です。
屋台・ストリートフード
パン屋が軽食スタンド代わりで、ブレク、ピザの1切れ、具をはさんだパンがいつでも買えます。ひき肉を小さな棒状にして焼いたチェヴァピは、レピニャという平たいパンに生の玉ねぎとアイヴァルと一緒にはさんで、1人分約640kcal。夏の海沿いの町では、紙のコーンに入ったイカのフライ(リグニェ)が売られていて、約350kcalです。
その国では普通、よそでは意外
コーヒーに行こう(イデモ・ナ・カヴ)は人と会うという意味で、小さなカップ1杯で1時間も2時間も過ごします。食事中にワインを水で割るのは普通の飲み方で、安いワインだからではありません。前の晩の冷めたピザも、ブレクと飲むヨーグルトも、どちらもごく普通の朝ごはんです。