ドイツの人は一日に何を食べている?
ドイツでは朝は丸い小さなパンで始まり、昼に温かいものを食べ、18:00ごろにパン、チーズ、ハムの冷たい夕食、アーベントブロートをとることが多いです。日曜日の午後はコーヒーとケーキです。



定番料理とカロリー
朝食
朝ごはんはパンです。パン屋で買う焼きたての皮がパリッとした丸いパン、ブレートヒェンや、黒いライ麦パンや全粒粉パンのスライスに、バター、チーズ、ハム、ジャム、はちみつ、チョコレートスプレッドを。バターとジャムのブレートヒェン1個で約270kcalです。週末はゆで卵がついて、時間もゆっくり。飲み物はコーヒーがふつうです。
昼食
12:00から13:00のミッタークエッセンは、長いあいだ一日のメインの温かい食事でした。肉、じゃがいもか麺、野菜。いまは職場の社員食堂や大学の学食、メンザで食べる人が多く、約470kcalのシュニッツェルや、シュペッツレのひと皿などが並びます。夜に温かいものを食べる家庭では、昼は軽めにします。
夕食
「夜のパン」という意味のアーベントブロートは18:00ごろに食べ、朝ごはんとよく似ています。黒パン、チーズ、スライスしたソーセージ、ピクルス、ときにはスープかサラダに紅茶。いまは夜に温かい食事をとる家庭もたくさんあります。日曜日のローストなら、豚のシュヴァイネブラーテンにじゃがいもかパンの団子クネーデルとグレイビーで、約800kcalです。
前菜
前菜はシンプルです。まずスープ、たとえばじゃがいものカルトッフェルズッペや、バイエルンならレバー団子のスープ、レバークネーデルズッペ、または小さなサラダ。4月中旬から6月24日まではシュパーゲル、白アスパラガスの季節で、前菜にも、じゃがいも、ハム、オランデーズソースを添えたメインにもなります。ビアガーデンではスパイスの効いたチーズのペースト、オバツダを約250kcalのブレーツェルと分け合います。
デザート
甘いもののいちばんの時間は、15:00か16:00ごろのカフェウントクーヘン、コーヒーとケーキ。とくに日曜日です。定番はクワルクで作るケーゼクーヘン、りんごのアプフェルクーヘン、晩夏のプラムケーキ、さくらんぼと生クリームのシュヴァルツヴェルダーキルシュトルテで、1切れ約330kcal。温かい食事のあとはプディングや、赤いベリーにバニラソースをかけたローテグリュッツェが出ることもあります。
飲み物
ビールはドイツ中で作られていて、北のピルスからバイエルンの白ビールまで。ラガー半リットルで約215kcalです。水といえば炭酸入りのミネラルウォーターが基本で、りんごジュースを炭酸水で割ったアプフェルショーレは子どもも大人も食卓で飲みます。リースリングはモーゼルやラインのワイン、グリューワインはクリスマスマーケットの飲み物です。
屋台・ストリートフード
カレー味のケチャップをかけた輪切りの豚肉ソーセージ、カリーヴルストは1949年にベルリンで初めて売られ、年間約8億本が食べられています。ポテトを除いて1本約500kcal。平たいパンにはさんだドネルケバブ(約700kcal)も同じくらいおなじみで、1970年代からトルコ系のベルリンの人たちが広めました。パンにはさんだブラートヴルスト、ブレーツェル、北の魚のサンドイッチ、フィッシュブレートヒェンもあります。
その国では普通、よそでは意外
夕食がパン、チーズ、ソーセージの冷たいものでも、18:00ならだれも気にしません。テーブルの水は、炭酸なしと頼まないかぎり泡入りで出てきます。日曜日はお店が閉まるので、朝開いているのはパン屋だけということもよくあります。そしてシュパーゲルの季節は天気がどうであれ、毎年同じ6月24日に終わります。