ペルーの人は何を食べている?
ペルーでは昼食がメインの食事で、海沿いでは生の魚をライム汁でしめたセビーチェがよく選ばれます。ほとんどの料理にごはんとじゃがいもが付き、アンデスやスペインの影響と並んで中華や和食の影響もあります。



定番料理とカロリー
朝食
リマの週末の朝食といえば、パン・コン・チチャロン。揚げた豚肉とさつまいもに、赤玉ねぎをライムであえたサルサ・クリオージャをパンに挟みます。平日はチーズやアボカドをのせたパンとコーヒー、またはバナナの葉で包んだタマル。早朝には屋台が、大麦と亜麻仁とハーブの温かい飲み物、エモリエンテを売っています。
昼食
13:00から15:00の昼食がしっかりした食事です。オフィスの人たちは小さな食堂に繰り出し、スープか前菜、メイン、チチャのピッチャーが付く定食、エル・メヌーを食べます。定番のメインは、牛肉を玉ねぎ、トマト、フライドポテトと炒めてごはんを添えたロモ・サルタード、そして鶏肉をクリーミーな黄色い唐辛子ソースで煮たアヒ・デ・ガジーナです。
夕食
夕食は軽めで遅く、20:00ごろ。サンドイッチやスープ、昼の残りが多めです。大きな例外がポジョ・ア・ラ・ブラサで、鶏を串に刺して炭火で焼き、フライドポテト、サラダ、辛いソースと一緒に食べます。4分の1羽でポテトなしなら約350kcal。家族で1羽まるごと頼んで分けることもよくあります。
前菜
カウサは黄色いじゃがいものマッシュにライムとアヒ・アマリージョで味をつけ、鶏肉かツナと層にして冷やした料理。パパ・ア・ラ・ワンカイナはゆでたじゃがいもに辛いチーズソースをかけ、卵とオリーブを添えたものです。セビチェリアでは、セビーチェの柑橘のマリネ液、レチェ・デ・ティグレを小さなグラスで飲んでから始めることがよくあります。
デザート
ピカロネスはかぼちゃとさつまいもを練り込んだリング状の揚げ菓子で、熱々にチャンカカのシロップをかけて出てきます。スピロ・ア・ラ・リメーニャは、クリーミーなドゥルセ・デ・レチェの上にポートワインのメレンゲをのせたもの。ドライフルーツ入りの紫とうもろこしのプリン、マサモラ・モラーダは、アロス・コン・レチェと同じカップで食べることもよくあります。
飲み物
レモンバーベナのような味の黄色い炭酸飲料インカ・コーラは昼食と一緒に飲まれ、ペルーではコカ・コーラより売れています。チチャ・モラーダは紫とうもろこしをパイナップル、シナモン、クローブと煮出した甘い飲み物。ぶどうの蒸留酒にライム、砂糖、卵白を合わせたピスコサワーが国民的なカクテルです。
屋台・ストリートフード
日が暮れるとリマには、アンティクーチョのにおいが漂います。牛の心臓をアヒ・パンカと酢に漬けて串焼きにしたもので、ゆでたじゃがいもが付いてきます。屋台では、輪切りのソーセージをポテトと揚げたサルチパパスや、注文してから揚げるピカロネスも。朝になると、同じ街角にエモリエンテの屋台が出ます。
その国では普通、よそでは意外
セビーチェはお昼の料理で、魚はその日の朝のものがいいとされるので、午後に閉まるセビチェリアもたくさんあります。チーファと呼ばれる中華系ペルー料理の店はリマのいたるところにあり、ごはんとフライドポテトが1皿に並ぶのも普通。アンデスでは、クイ(モルモット)がお祭りや家族のお祝いの料理です。