ベルギーの人は1日に何を食べる?
ベルギーの朝食はパンで、チョコスプレッドやチョコフレークをのせることもよくあります。昼はサンドイッチかスープ、夕食は18:30ごろから温かい料理。フリット屋のフライドポテト、ムール貝、ワッフル、チョコレート、ビールは毎日の暮らしの一部です。



定番料理とカロリー
朝食
朝食はスライスしたパンにバターと、チーズ、ハム、ジャム、チョコスプレッド、スペキュロススプレッド、チョコフレークのどれかをのせ、コーヒーと一緒に。日曜の朝はパン屋で丸くて皮がパリッとした白いパン、ピストレと、コーヒーケーキと呼ばれるベルギーのペストリーを買う家庭がたくさんあります。たとえばクロワッサンなら約250kcalです。
昼食
昼食はたいてい12:00から13:00で、シンプルなものが多め。サンドイッチ屋で具を挟んだパンを買い、スープを1杯。人気の具はフィレ・アメリカンで、生の牛ひき肉にマヨネーズ、マスタード、ケッパーを混ぜたものです。多くのレストランにはダッハスホーテルやプラ・デュ・ジュールと呼ばれる、決まった値段の日替わり料理があります。
夕食
家での夕食は18:00から19:00ごろ、レストランなら19:30ごろから。ストーフフレース(カルボナード・フラマンド)は牛肉を黒ビールと玉ねぎ、マスタードで煮込んだ料理で、フライドポテトが付きます。白ワインとセロリで蒸したムール貝も同じくポテト付きで、1鍋約270kcal。7月中旬から4月までの味です。ヘントは鶏肉か魚のクリーミーな煮込み、ワーテルゾーイで知られています。
前菜
ガルナールクロケットは北海の小さな灰色エビを詰めたコロッケで、レモンと揚げたパセリを添え、2個で約330kcal。夏版はトマト・クルヴェットで、くり抜いたトマトに灰色エビとマヨネーズを詰めたものです。家ではまずスープが出ることが多く、小さなミートボール入りのトマトスープは家族に人気の味です。
デザート
ベルギーにはワッフルが2種類あります。ブリュッセルワッフルは軽くて四角く粉砂糖をふったもの、リエージュワッフルは生地が詰まっていて、カリカリのパールシュガー入りで約310kcal。ダム・ブランシュはバニラアイスに温かいチョコソースをかけたデザートです。中にフィリングの入ったチョコ、プラリネは1912年にブリュッセルでジャン・ノイハウスが初めて作り、コーヒーにはほぼ必ずスペキュロスのビスケットが付いてきます。
飲み物
ベルギーのビール文化は2016年からユネスコ無形文化遺産に登録されていて、ビールごとに専用のグラスで注がれます。ふだんの1杯はピルス25cl。トラピストビールや修道院ビールはもっと強く、8〜10パーセントのものが多めです。コーヒーにはたいていビスケットが付き、ハッセルトではジュニパーの蒸留酒、ジェネヴァを飲みます。
屋台・ストリートフード
ベルギーにはフリット屋(フリトゥール、フリトリー)が約5,000軒あり、ベルギー人の5人に1人は週に1回以上フライドポテトを食べます。ポテトは2度揚げで、牛脂で揚げることも多く、紙のコーンに入れてマヨネーズや十数種類あるソースのどれかと一緒に。ミトライエットはバゲット半分に肉とポテトとソースを挟んだもの。ブリュッセルの屋台では、温かいスープに入った巻き貝、カリコールを売っています。
その国では普通、よそでは意外
フライドポテトにはケチャップではなくマヨネーズ。ムール貝にも煮込みにもポテトが付きます。大人もパンにチョコフレークをのせて普通に食べ、サンドイッチのフィレ・アメリカンは生の牛肉です。新しいシーズンが始まる前の5月と6月はムール貝を食べず、バーではよその醸造所のグラスにビールを注がないよう気を配っています。