アメリカ人は1日に何を食べる?
多くのアメリカ人は朝食を手早く済ませ、正午ごろの昼食にサンドイッチやサラダ、18:00から19:00の夕食がメインの食事です。そのあいだに間食をはさむこともよくあります。



定番料理とカロリー
朝食
平日の朝食はスピード重視。牛乳をかけたシリアル、クリームチーズを塗ったベーグル、または通勤途中にコーヒーとグラノーラバー。週末はダイナーで卵、ベーコン、ハッシュブラウン、シロップをかけたパンケーキの山を食べます。パンケーキ3枚だけで約270kcal。日曜の遅い朝のブランチは、それだけで1つの食事です。
昼食
昼食は短く、デスクで食べることもよくあります。USDA(アメリカ農務省)の時間の使い方の調査では、12:00から13:00がピーク。サンドイッチ、サラダ、ブリトーボウル、残り物などが多く、ターキークラブやルーベンのようなデリのサンドイッチが定番です。学校のカフェテリアやフードトラックも同じ時間帯ににぎわいます。
夕食
夕食がメインの食事で、USDAのデータではいちばん多いのが18:00から19:00。ヨーロッパの多くの国より早めです。よくあるのは肉に付け合わせ2品のプレートで、ローストチキン、ステーキ、ミートローフにじゃがいもと野菜。平日はパスタ、タコス、宅配ピザも定番で、1皿約600kcalのマカロニ・アンド・チーズは家族に人気の味です。
前菜
レストランの前菜はアペタイザーと呼ばれ、みんなでシェアできる大きさです。ブルーチーズのディップを添えたバッファローウィング(6本で約480kcal)、ナチョス、モッツァレラスティック、ほうれん草とアーティチョークのディップなど。家ではシンプルなサラダから始めることがよくあります。スポーツ観戦の日は、ウィングとディップがそのまま食事になります。
デザート
アメリカらしいデザートといえばアップルパイ。1切れ約300kcalで、バニラアイスをひとすくい添えることも多いです。サンクスギビングにはパンプキンパイとピーカンパイ。チョコチップクッキー、ブラウニー、ニューヨークチーズケーキはふだんのおやつで、アイスクリームは1年中食べられています。
飲み物
朝はコーヒーで、大きなマグやおかわりできるテイクアウトのカップで飲みます。食事にはアイスティー(南部では甘いもの)やソフトドリンクを合わせ、コーラ1缶は約139kcal。レストランでは頼まなくても氷入りの水道水が出てきます。クラフトビールはどの州でも造られていて、お酒が飲めるのは21歳からです。
屋台・ストリートフード
ホットドッグは1860年代にドイツからの移民がニューヨークに持ち込んだもので、パンに挟んで1本約290kcal。シカゴは黄色いマスタードとレリッシュ、ニューヨークはザワークラウトをのせます。フードトラックではタコス、バーベキュー、グリルドチーズを売り、ニューヨークには1切れ売りのピザとソフトプレッツェル、どの野球場にもホットドッグがあります。
その国では普通、よそでは意外
11月の第4木曜日のサンクスギビングは七面鳥の丸焼きが主役で、その日だけで約4,600万羽が食べられます。量が多いので、残りを箱に入れて持ち帰るのも普通のこと。ソフトドリンクはおかわり無料のことが多く、15〜20パーセントのチップが当たり前。ベーコン付きのパンケーキやチキン・アンド・ワッフルのように、甘いものとしょっぱいものが1皿に並びます。