アイルランドの人は何を食べている?
アイルランドの食卓は紅茶とパンとじゃがいもで回っています。朝はトーストかポリッジ、お昼はスープかサンドイッチ、18:00ごろに温かい夕食。定番はフル・アイリッシュ、アイリッシュシチュー、コドル、そしてギネスを1パイントです。



定番料理とカロリー
朝食
平日はポリッジやシリアル、トーストに大きなマグの紅茶です。週末版がフル・アイリッシュで、ラッシャー(ベーコン)、ソーセージ、卵、ブラックプディングとホワイトプディング、トマト、ベイクドビーンズ、茶色いソーダブレッドがそろって約900kcal。北アイルランドではアルスター・フライと呼ばれ、ポテトブレッドとソーダファールを同じフライパンで焼きます。
昼食
お昼は13:00ごろで、ブラウンブレッドつきの日替わりスープかサンドイッチがよくある組み合わせです。お店のデリカウンターでは、チキンフィレロールや、ラッシャー、ソーセージ、プディングをバゲットにはさんだブレックファストロールが売られています。農村の多くの家庭では、昔は温かい食事を昼に食べ、それをディナーと呼んでいました。
夕食
夕食はたいてい18:00から19:00のあいだです。昔ながらの料理は、ベーコンとキャベツとじゃがいも、ラム肉かマトンにじゃがいも、玉ねぎ、にんじんを合わせたアイリッシュシチュー(1杯約450kcal)、そしてソーセージとベーコンをじゃがいもと玉ねぎでじっくり煮たダブリン・コドルです。マッシュポテトにケールやキャベツ、青ねぎを混ぜたコルカノンやチャンプは、どんな料理にも合います。
前菜
定番の前菜は、茶色いソーダブレッドを添えたシーフードチャウダーで、それだけで一食になることもよくあります。ブラウンブレッドにのせたスモークサーモン、ギネスと一緒に食べるゴールウェイの牡蠣、そして約250kcalのじゃがいものパンケーキ、ボクスティも多くのメニューに並びます。
デザート
家庭のデザートといえば、カスタードかクリームを添えたアップルタルトです。クリームなしで1切れ約300kcal。ブレッド・アンド・バタープディングやトライフルもよく食べられます。ハロウィンには、指輪を中に焼き込んだフルーツパン、バームブラックを食べます。指輪が当たった人はもうすぐ結婚すると言われています。
飲み物
アイルランドの人は1人あたりの紅茶の量が世界でもトップクラスで、濃いめにミルクを入れて1日に何度も飲みます。ギネスは1759年からダブリンで造られていて、1パイント約200kcalです。もうひとつの国民的な飲み物がアイリッシュウイスキー。ウイスキー、コーヒー、砂糖、クリームのアイリッシュコーヒーは、1943年にフォインズ空港で初めて出されました。
屋台・ストリートフード
チッパーは地元のフィッシュ・アンド・チップスの店です。タラか衣をつけたソーセージにチップス、塩とビネガー、そこにカレーソースをかけることも多く、フィッシュ・アンド・チップスで約1,000kcal。中華のテイクアウト生まれのスパイスバッグは、チップス、カリカリのチキン、ピーマン、玉ねぎをスパイスミックスであえたもので、最近の人気メニューです。
その国では普通、よそでは意外
タイトのチーズオニオン味のポテトチップスを、バターを塗った白いパンにはさむクリスプサンドイッチは普通のおやつです。人の家で座ったとたんに紅茶をすすめられ、しかも一度では終わりません。今でもお昼をディナー、夕食をティーと呼ぶ人が多く、レッドレモネードはほぼアイルランドでしか見かけない飲み物です。