ギリシャの人は何を食べている?
ギリシャの朝ごはんは軽めで、14:00ごろに家庭料理のしっかりしたお昼、夕食は遅く21:00以降になることも多く、テーブルの真ん中の皿をみんなで分けて食べます。



定番料理とカロリー
朝食
朝ごはんは少なめで手早く済ませます。コーヒーにクルーリ(ゴマのリングパン、約270kcal)を合わせたり、出勤途中のパン屋でブガツァやティロピタを1切れ買ったりする人が多いです。家ではギリシャヨーグルトにはちみつとクルミをかけることもあります。
昼食
お昼が一日のメインで、たいてい14:00から15:00のあいだです。中身は家庭料理で、ゲミスタ(トマトやピーマンにお米を詰めたもの)、豆のスープのファソラーダ、トマト煮のギガンテス、スティファドのような煮込みなど。ギリシャサラダとパンはほとんどの料理についてきます。
夕食
家での夕食は軽めのことが多く、21:00より前に食べることはあまりありません。友だちとタベルナに出かけるなら22:00ごろからが普通で、テーブルの真ん中に皿を並べて分け合います。焼いた魚や肉、ムサカ(1人分約520kcal)、サラダ、ディップなど。こんな食事が何時間も続くこともあります。
前菜
メゼデスはお酒と一緒に食べる小皿料理です。ギリシャでは食べ物なしでお酒を飲むことはあまりありません。定番はザジキ、ドルマデス(ぶどうの葉でお米を包んだもの)、揚げたサガナキチーズ、ファバ(黄色いえんどう豆のピュレ)、焼きダコ。ザジキは大さじ山盛り2杯で約55kcalです。
デザート
食後は新鮮な果物だけという家庭も多いです。甘いものはザハロプラスティオと呼ばれる菓子店で箱に詰めてもらい、家に持ち帰ります。バクラヴァ、ガラクトブレコ(フィロ生地にカスタードを包んでシロップをかけたもの)、小さな揚げ生地にはちみつをかけたルクマデスなど。多くのタベルナでは最後にちょっとしたデザートや果物が出てきます。
飲み物
一年のほとんどはアイスコーヒーの季節です。インスタントコーヒーを氷とシェイクするフラッペは1957年のテッサロニキ見本市で生まれ、今ではフレッドエスプレッソも同じくらい定番です。メゼにはウーゾ(水を入れると白く濁るアニスのお酒)、チプロ、または松やにで香りをつけた白ワインのレツィーナを合わせます。
屋台・ストリートフード
スブラキとギロスは毎日のファストフードです。焼いた豚肉や鶏肉を、トマト、玉ねぎ、ザジキ、そしてよくフライドポテトと一緒にピタで巻いて、ギロスピタで約600kcal。朝は街角にクルーリ売りが立ち、パン屋ではほうれん草とフェタのパイ、スパナコピタが一日じゅう売られています。
その国では普通、よそでは意外
夕食が22:00なのは普通で、夏は子どものいる家族でもそうです。カフェでは1杯のフラッペを2時間かけてゆっくり飲むこともあります。ギリシャサラダ、ホリアティキにはレタスが入っておらず、上にフェタが大きな塊のままのっています。そしてウーゾは、何かを食べずに飲むことはまずありません。