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サンドイッチを発明したのは誰?

パンに肉を挟むことを発明した人はいません。名前がつくずっと前から食べられていました。名前は第4代サンドイッチ伯爵ジョン・モンタギューから来ていて、1760年代初めのロンドンで登場します。

ハムチーズサンドパン2枚のサンドイッチ1つ350kcal
白いお皿のハムチーズサンド

名前よりずっと前からあったパンと肉

パンに肉を挟むのは、パンと肉そのものと同じくらい古い習慣です。ブリタニカは、この食べ方はそれだけ古いはずで、言葉はずっとあとから来たと書いています。料理事典のラルース・ガストロノミックによると、ロンドンが名前をつける前から、フランスの農場で働く人たちはパンの間に肉を挟んで食べていました。ユダヤの伝統はもっとさかのぼり、ヘロデ王の時代のエルサレムで、ヒレルが過越の祭りに子羊と苦い香草を種なしパンで包んだと伝えています。つまり考え方は新しくありませんでした。18世紀のイギリスで新しかったのは、言葉のほうです。

伯爵とその名前

ジョン・モンタギューは1718年から1792年まで生きた第4代サンドイッチ伯爵で、海軍大臣も務めた有力な政治家でした。この言葉が食べ物として初めて出てくるのは、歴史家エドワード・ギボンの日記です。1762年11月14日、彼はロンドンのココア・ツリー・クラブで、小さなテーブルについた男たちが、冷たい肉かサンドイッチをつまみにパンチを飲みながら夜食をとっていたと書いています。そのころにはもう、伯爵の名前はこの軽食にくっついていました。

賭けの話

有名な話のもとは、1765年にロンドンに滞在し、1770年に本『Londres』を出したフランスの作家ピエール=ジャン・グロスレです。彼は、ある大臣が賭けのテーブルで24時間を過ごし、焼いたパン2枚に挟んだ牛肉だけで食いつないだと書いています。グロスレによれば、この料理は流行になり、大臣の名前で呼ばれるようになりました。彼は名前を出していませんが、その大臣はサンドイッチ卿だと受け取られました。この話を裏づけるものは、ほかに何もありません。

実際はたぶんこう

ブリタニカは、伯爵が机で仕事をしながらこの軽食を食べていたか、彼が注文したことでロンドンの社交界が知るようになった可能性のほうが高いと考えています。1760年代の忙しい大臣で、トランプより読む書類のほうが多かった人物には、そのほうがしっくりきます。いずれにしても、賭けのテーブルの細かい話はおもしろいだけの話です。確かなのは年代で、1760年代の初めには、サンドイッチという名前はパンに挟んだ肉を意味していました。

どう広まったか

貴族の称号が、ありふれた軽食にちょっとした格を与え、それが追い風になりました。ブリタニカによると、サンドイッチはすぐに流行し、言葉はフランス語にも取り入れられ、習慣はヨーロッパ中に広がりました。今では、白いパンのハムチーズから3段重ねのトーストしたクラブサンドまで、パンに挟んだものならほとんど何でもこう呼びます。一般的なサンドイッチはパン2枚と具で、人は今も、伯爵がそうしていたかもしれないように、手元の作業から目を離さずに食べています。

出典

Encyclopaedia Britannica, SandwichGrammarphobia, The earl of sandwich

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